『布とつくる のびやかなココロとカラダ』
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幼い記憶・6
きよみちゃんは、ずっと赤ちゃんだった。
いつも乳母車に乗せられていたから、赤ちゃんだと思っていたけど、
本当は私と年が1つしか違わなかった。
先天性の病気で、立つことも歩くこともしゃべることも
一生できないのだと言われていた。

きよみちゃんは、家の前でよく日なたぼっこをしていた。
「おばちゃん、きよみちゃんとお散歩していい?」
体が小さい私では乳母車を押すことができなくて、
同い年だけど大きいゆうちゃんと、ゆうちゃんのお姉ちゃんに
押してもらって、4人で時々お散歩をした。

潮風とお日さまの中で、ニコニコと笑うきよみちゃんを見ていると
とても幸せな気持ちになった。

何羽ものカラスがぐるぐると空を飛んでいる薄暗い日、
きよみちゃんのお父さんは海の事故で亡くなった。
丸顔で、髪の毛がくりくりしていて、いつも朗らかだった
キューピーさんみたいなおじちゃんの顔を思い出した。

何日かたって、きよみちゃんとお母さんは引っ越して行った。
実家へ帰ったのだと聞いた。
私はもっときよみちゃんと遊びたかったのに、と思った。

「なんであの家には不幸なことばかり起こるんだろうねー」
大人たちはそう言った。

お父さんが亡くなったのは不幸なことかもしれないけど、
病気のきよみちゃんは不幸なのかな。
きよみちゃんと遊んでいると幸せな気持ちになれるのに、
どうして「不幸」だと言うのか、わからなかった。


−−つづく−−
| mayu | 幼い記憶 | 11:54 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
mayuさんって、ほんとにほんとにいい人だなぁ〜って、
思います。
人の気持ちがわかるんですね。
ほんとの思いやりがわかるんだなぁ〜って、思いました。
mayuさんに会って話ができたらいいのに・・、
そう思います。
めちゃくちゃ落ち込んでいるの・・。
ごめんね。わけのわかんないこと書いて・・。
| nanako | 2007/02/25 9:58 AM |
こんなことばっかり考えてる子だったんで
結構自分に疲れてました(笑)
あのまま行くと精神的に参っていたかもね。
今はいい人度がどんどん低下し、かなり自己中。
nanakoさんはきっと人に優しすぎるんだよ。
疲れないようにね。
大阪に来られることがあったら連絡してね!
| mayu | 2007/02/25 11:24 AM |









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